○議長(
新谷欣也君) ただいまから本日の会議を開きます。 本日の
議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
新谷欣也君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第117条の規定により議長において3番
森口精治君、4番
猿橋啓一君を指名いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第2 議案第10号 おおい
町防犯隊条例の一部改正について
○議長(
新谷欣也君) 日程第2、議案第10号おおい
町防犯隊条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について、委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(
森内正美君) ただいま議題となりました議案第10号おおい
町防犯隊条例の一部改正についてにつきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日に当
総務常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、おおい
町防犯隊の副隊長を2人から1人に減じるため、条例を改正しようとするものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 この変更は防犯隊から申し出があったことがきっかけかという趣旨の質疑がありました。これに対しましては、幹部会での総意で決定した結果であるという答弁がありました。 こうして
質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第10号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告を申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第10号おおい
町防犯隊条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第10号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時14分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第3 議案第11号 おおい
町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について
○議長(
新谷欣也君) 日程第3、議案第11号おおい
町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(
森内正美君) ただいま議題となりました議案第11号おおい
町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてにつきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日に当
総務常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、
スポーツ基本法の制定に伴い、
体育指導委員の名称を
スポーツ推進委員に変更するため、条例を改正しようとするものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、今回の変更は名称だけなのかという趣旨の質疑がありました。これに対しましては、仕事の内容には変更がないという答弁がありました。 次に、
スポーツ基本法の変更内容はという趣旨の質疑がありました。これに対しましては、積極的に
スポーツを推進していくという意向が名称に反映されているという答弁がありました。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして
質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第11号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第11号おおい
町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第11号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時17分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第4 議案第12号 おおい町町税条例の一部改正について
○議長(
新谷欣也君) 日程第4、議案第12号おおい町町税条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(
森内正美君) ただいま議題となりました議案第12号おおい町町税条例の一部改正についてにつきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日に当
総務常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、
関係法令の改正に伴い、
町たばこ税の税率や防災施策の財源確保のために
個人町民税の
均等割額を3,000円から3,500円に変更するため、条例を改正しようとするものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、
たばこ税の税率の変更によりどのくらい増収が見込まれるのかという趣旨の質疑がありました。これに対しまして、年618万円の増収になる見込みであるという答弁がありました。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして
質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第12号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第12号おおい町町税条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第12号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時21分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第5 議案第13号 おおい
町国民健康保険基金条例の一部改正について
○議長(
新谷欣也君) 日程第5、議案第13号おおい
町国民健康保険基金条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(
森内正美君) ただいま議題となりました議案第13号おおい
町国民健康保険基金条例の一部改正についてにつきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日に当
総務常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、
基金処分の要件を緩和するため、条例を改正しようとするものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 緩和された要件とはという趣旨の質疑がありました。これに対しましては、処分の要件を医療分のほか、
後期高齢者支援分と介護分までに拡大したという答弁がありました。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして
質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第13号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第13号おおい
町国民健康保険基金条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第13号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時24分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第6 議案第14号 おおい
町立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について
○議長(
新谷欣也君) 日程第6、議案第14号おおい
町立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(
森内正美君) ただいま議題となりました議案第14号おおい
町立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてにつきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日に当
総務常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、
関係法律の改正に伴い、
公民館運営審議会委員の
委嘱基準を各
市町村条例に定める
委嘱基準に改めることと、
中央公民館の
結婚式場を廃止するため、条例を改正しようとするものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、
結婚式場を廃止するのには
関係機関への届け出が必要になるのではという趣旨の質疑がありました。これに対しましては、特にないという答弁がありました。 まず、現在までの
結婚式場の利用状況はという趣旨の質疑がありました。これに対しましては、40組前後と認識しているという答弁がありました。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして
質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第14号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第14号おおい
町立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第14号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時27分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第7 議案第15号 おおい
町立図書館設置条例の一部改正について
○議長(
新谷欣也君) 日程第7、議案第15号おおい
町立図書館設置条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(
森内正美君) ただいま議題となりました議案第15号おおい
町立図書館設置条例の一部改正についてにつきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日に当
総務常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、
関係法律の改正に伴い、
図書館協議会委員の
任命基準を各
市町村条例に定める
任命基準に改めるため、条例を改正しようとするものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、現在のような
任命基準では人選が偏ってしまわないかという趣旨の質疑がありました。これに対しましては、幅広く人選するよう努力するという答弁がありました。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして
質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第15号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第15号おおい
町立図書館設置条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第15号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時30分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第8 議案第16号 おおい
町子育て支援医療費助成に関する条例等の一部改正について 議案第17号 おおい
町障害者等の
医療費助成に関する条例の一部改正について
○議長(
新谷欣也君) 日程第8、議案第16号おおい
町子育て支援医療費助成に関する条例等の一部改正について及び議案第17号おおい
町障害者等の
医療費助成に関する条例の一部改正についての2議案を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(
森内正美君) ただいま議題となりました議案第16号おおい
町子育て支援医療費助成に関する条例等の一部改正について及び議案第17号おおい
町障害者等の
医療費助成に関する条例の一部改正についての2議案につきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この2議案は、去る3月1日に当
総務常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 まず、議案第16号おおい
町子育て支援医療費助成に関する条例等の一部改正についてにつきましては、
医療制度の変更に伴い、他の制度で
当該医療費の一部や全部が給付された場合に助成金の返還を求めることをできるようにするため、条例を改正しようとするものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 該当者がいるのが明らかになる時期はという趣旨の質疑がありました。これに対しましては、条例の施行後に判明することになるという答弁がありました。 次に、議案第17号おおい
町障害者等の
医療費助成に関する条例の一部改正についてにつきましては、
関係法令の改正に伴い、議案第16号と同様に助成金の返還を求めることをできるようにするため、条例を改正しようとするものです。 まず、
未成年者への返還金の請求方法はという趣旨の質疑がありました。これに対しましては、通常の
徴収方法により督促することなどもあり得るという答弁がありました。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして
質疑終了後、各議案を討論に付しましたところ、いずれの議案も討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第16号外1議案は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 まず、議案第16号おおい
町子育て支援医療費助成に関する条例等の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第16号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時35分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、議案第17号おおい
町障害者等の
医療費助成に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第17号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時35分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第9 議案第18号 おおい
町介護保険条例の一部改正について
○議長(
新谷欣也君) 日程第9、議案第18号おおい
町介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(
森内正美君) ただいま議題となりました議案第18号おおい
町介護保険条例の一部改正についてにつきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日に当
総務常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、第5期介護保険事業計画に基づき、保険料の見直しや保険料の減免対象の追加を行うため、条例を改正しようとするものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 各段階の対象者数はという趣旨の質疑がありました。これに対しましては、資料が提示され、各段階の対象者の数が説明されました。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして
質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第18号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第18号おおい
町介護保険条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第18号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君) 起立多数であります。よって、本案は本案の報告のとおり可決されました。 (可決 12-1 午前10時38分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第10 議案第19号 おおい
町きのこの森の設置及び管理に関する条例の一部改正について
○議長(
新谷欣也君) 日程第10、議案第19号おおい
町きのこの森の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長古石實君。
◆8番(古石實君) ただいま議題となりました議案第19号おおい
町きのこの森の設置及び管理に関する条例の一部改正についてにつきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日、本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当産業建設常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受けた後、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、きのこの森内のシイタケ菌床培養センターを現在三森地係で整備中の林産加工施設の供用開始に合わせて菌床シイタケ栽培施設に改修し、関連する条例から除外しようとするものであります。 それでは、この議案に対する審査の概要について、質疑と答弁の主なものについて申し上げます。 質疑、新たな林産加工施設ではどの程度の増産量になるのか。答弁、現在22万個の菌床生産であり、24年度は26万個、25年度は31から34万個と順次増産していく。 質疑、雇用の見通しについてはどうか。24年度は11人の予定である。 質疑、きのこの森の既存施設の老朽化の状況はどうか。答弁、外部的には問題がないが、内部の施設に一部腐食がある。 質疑、腐食などの老朽化により、菌床発生率に支障がなかったのか。答弁、ほとんど商品になっている。 質疑、管理体制が変わらないのなら条例改正の必要性がないのでは。答弁、きのこの森の設備管理条例から該当施設を除くということである。 質疑、きのこものしり館が残るのではないか。答弁、町民や観光客が使用できる施設と完全に生産のみを行う施設に分離することである。 質疑、新施設における歩どまりや品質向上についてはどうか。答弁、施設的には相当のレベルが上がるものと考えている。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして
質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第19号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第19号おおい
町きのこの森の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第19号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時43分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第11 議案第20号 おおい
町営土地改良事業の経費の
賦課徴収に関する条例及びおおい
町営本郷土地改良事業に要する経費の
賦課徴収に関する条例の一部改正について
○議長(
新谷欣也君) 日程第11、議案第20号おおい
町営土地改良事業の経費の
賦課徴収に関する条例及びおおい
町営本郷土地改良事業に要する経費の
賦課徴収に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長古石實君。
◆8番(古石實君) ただいま議題となりました議案第20号おおい
町営土地改良事業の経費の
賦課徴収に関する条例及びおおい
町営本郷土地改良事業に要する経費の
賦課徴収に関する条例の一部改正についてにつきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日、本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当産業建設常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受けた後、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、地域主権改革にかかわる一括法の公布に伴い、関係条例の改正をしようとするものであります。 それでは、この議案に対する審査の概要について申し上げます。 まず、質疑につきましては、返還金の期限についての質問がありましたが、このことに対しましては、新町での事業となるので関係ないとの答弁がありました。 ほかに特に質疑もなく、直ちに議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第20号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第20号おおい
町営土地改良事業の経費の
賦課徴収に関する条例及びおおい
町営本郷土地改良事業に要する経費の
賦課徴収に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第20号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時46分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第12 議案第21号 おおい
町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について
○議長(
新谷欣也君) 日程第12、議案第21号おおい
町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長古石實君。
◆8番(古石實君) ただいま議題となりました議案第21号おおい
町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてにつきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日、本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当産業建設常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受けた後、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、地域主権改革にかかわる一括法の公布に伴い、関係条例の改正をしようとするものであります。 それでは、この議案に対する審査の概要について、質疑と答弁の主なものについて申し上げます。 質疑、今回の改正で町が対処しなければならないことがあるのか。答弁、今後建設していく住宅に適用していくということである。 質疑、既存住宅では今回の改正条件に適応しなくてもいいということか。答弁、現住宅でもある程度の条件は満たしている。 質疑、例えば児童公園や遊具など、施設整備の基準があるのか。答弁、特に基準はない。 質疑、遊具の点検などは町の責任で実施しているか。答弁、点検は専門業者に委託しているが、除草などの軽微な管理は住民でお願いしている。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして
質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第21号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第21号おおい
町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第21号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時49分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第13 議案第22号 福井県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同
組合規約の変更について
○議長(
新谷欣也君) 日程第13、議案第22号福井県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同
組合規約の変更についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(
森内正美君) ただいま議題となりました議案第22号福井県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同
組合規約の変更についてにつきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日に当
総務常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、一部事務組合の脱退や名称変更に伴い、規約の一部を改正しようとするものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 この組織の仕事の内容はという趣旨の質疑がありました。これに対しましては、各自治体で共通する事務を取り扱っている組織であるという答弁がありました。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして
質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第22号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第22号福井県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同
組合規約の変更についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第22号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時53分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第14 議案第23号 小浜市とおおい町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の
事務委託に関する規約の廃止について
○議長(
新谷欣也君) 日程第14、議案第23号小浜市とおおい町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の
事務委託に関する規約の廃止についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長古石實君。
◆8番(古石實君) ただいま議題となりました議案第23号小浜市とおおい町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の
事務委託に関する規約の廃止についてにつきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日、本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当産業建設常任委員会に付託され、3月8日に所管課からの
詳細説明を受けた後、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、名田庄三重地係で整備が進められてきた名田庄東部浄化センターし尿前処理施設が完成し、この4月1日から供用開始されることに伴い、小浜市に委託してきたし尿処理に関する事務を廃止しようとするものであります。 それでは、この議案に対する審査の概要について、質疑と答弁の主なものについて申し上げます。 本議案についての質疑は特になく、直ちに討論に付しましたところ、討論もなく、採決の結果、議案第23号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第23号小浜市とおおい町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の
事務委託に関する規約の廃止についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第23号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時55分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第15 議案第24号 平成24年度おおい
町一般会計予算 議案第25号 平成24年度おおい
町後期高齢者医療事業特別会計予算 議案第26号 平成24年度おおい
町国民健康保険事業特別会計予算 議案第27号 平成24年度おおい
町国民健康保険診療事業特別会計予算 議案第28号 平成24年度おおい
町介護保険事業特別会計予算 議案第29号 平成24年度おおい
町介護サービス事業特別会計予算 議案第30号 平成24年度おおい
町簡易水道事業特別会計予算 議案第31号 平成24年度おおい
町農業集落排水事業特別会計予算 議案第32号 平成24年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算
○議長(
新谷欣也君) 日程第15、議案第24号平成24年度おおい
町一般会計予算から議案第32号平成24年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算までの9議案を一括議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員長中塚寛君。
◆10番(中塚寛君) ただいま議題となりました平成24年度おおい
町一般会計予算外8議案につきまして、予算決算常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この24年度当初予算9議案は、去る3月1日、本会議におきまして提案理由の説明がなされた後、当予算決算常任委員会に付託され、3月6日から19日のうち6日間にわたり、各課より
詳細説明を受け、質疑、討論、採決を行ったものであります。 予算の概要につきましては、町長の施政方針において説明されていますので、省略させていただきます。 それでは、質疑、答弁の主なものについて御報告いたします。 質疑、佐分利川水位監視システムにおいて設置されるカメラは、尾内や周辺の状況を監視できる機能を備えているのか。答弁、役場から遠隔操作により回転操作が可能となっており、周辺の状況も認識できるものと考えている。 質疑、水位カメラの画像はインターネットで町民が閲覧できる計画となっているのか。答弁、情報提供したいと考えているが、技術的な問題を検討、調整中である。 質疑、南川では同様の監視体制が計画されているのか。答弁、県の監視体制により、名田庄地区内3カ所のテレメータシステムが整備されており、加えて南川は雨量対応700ミリの河川改修が実施済みであるため、現時点では考えていない。 質疑、原子力関連歳入の総収入に占める割合はどうなっているのか。58.1%を占めている。 質疑、大飯原発の再稼働が予測できない現状において原発関連歳入の詳細予測は可能か。答弁、現時点で算出は不可能であると考えている。 質疑、防災機器購入の内容は何か。答弁、高濃度放射線測定器は福井県より貸与されているため、一般的な放射能測定器1台とポケット型測定器1台に加えて衛星携帯電話8台を購入し、役場をはじめ町内公共施設に配備する計画としている。 質疑、防災行政無線整備事業の内容は。答弁、屋外放送施設整備など、平成25、26年度で約6億円のハード事業を計画している。 質疑、大島線も含めてコミュニティーバス廃止によって地域住民の利便性向上はどのように計画されているのか。答弁、路線バスの増便や料金設定、他の公共交通機関との連絡など、現在検討中である。 質疑、行政区に加入していない住民への災害時の緊急連絡など、今後の対応は。答弁、現在見直し中の地域防災計画において、昨年5月豪雨災害などの経験も生かし、検討する。 質疑、広報安全対策交付金のうち、原子力推進の立場だけでなく、福島事故の正しい知識もあわせて広報すべきではないのか。答弁、時期は確定できないが、種々の事業で取り組むことを検討したい。 質疑、総合運動公園の配水管修繕計画の詳細は。答弁、マンホールから管路にカメラを入れて目視による調査を行い、既存の配管を活用しながら必要な部分の改修も含め修繕を行う。 質疑、法人町民税のうち電力関係法人で還付が予測される法人数は。答弁、7法人のうち4法人において還付が必要になるとの予定である。 質疑、ウッディーセンター跡地の買収価格は住宅用地販売価格に反映するため、低価格に抑えるべきだが、どうか。答弁、土地評価鑑定による価格を基準に現在検討中である。 質疑、子宮頸がんワクチン予防接種の年齢制限を拡大してはどうか。答弁、国の基準に基づいて予防効果の高い年齢を対象に行っている。今後の検討課題としたい。 質疑、高齢者への食の提供を目的とした移動販売業者委託の内容は。答弁、週1回以上で町内に1日当たり4時間以上滞在することを条件として委託料を支払うものである。 質疑、なごみ診療所の利益のうち20%を積み立てている基金の使途は何か。答弁、医療機器更新のためのものである。基金から65%、一般財源から35%を充当し、計画に基づき医療機器を購入することとしている。 質疑、なごみ診療所繰越利益が22年度末において約4億1,500万円あるが、その使途は。答弁、財団法人地域医療振興協会のものであるため、町では関与していない。 質疑、大島地区に整備予定の小規模多機能施設の詳細計画は。答弁、従来の既存建物を改修するものではなく新築することとしているが、詳細については現段階では未定である。 質疑、なごみ診療所の院外処方導入により、院内処方に比べて割高になるのはなぜか。答弁、診療報酬制度により若干割高となるが、待ち時間短縮や服薬指導などメリットも多いと認識している。 質疑、ジェネリック薬品の推進は医療費の圧縮と個人負担の軽減につながると考えるが、その推進計画は。答弁、医療費通知にジェネリック薬品を使用した場合の個人負担の差額を併記することで周知している。 質疑、若者出合い交流事業をより実効性のあるものとするために関係組織と連携を行うべきではないか。答弁、現在婦人福祉協議会との連携で推進しているが、生涯学習課や他の団体との連携も検討したい。 質疑、県施設であるこども家族館の管理運営に県支援が更に拡大されるよう努力すべきだと考えるが、どうか。答弁、人的支援やイベント開催支援を受けているが、今後も更に支援が拡大されるよう働きかけていく。 質疑、本郷保育園への通園道路は狭隘であり、送迎やイベント時など危険が伴うが、町が安全確保の指導を行うことはできるのか。答弁、安全対策を指導していく。 質疑、中山間整備事業の新規事業として取り組む事業はどのようなものがあるのか。答弁、農業施設のふぐあい状況や各区の要望事項をもとに精査、検討した後、計画に上げることとしている。 質疑、地籍整備事業は平成35年までかかる見込みであるが、前倒しをして進めることはできないのか。答弁、早く完了したいところではあるが、国の予算に制限があるため、計画どおり進めざるを得ない。 質疑、鳥獣被害防止恒久さくは切れ目なく設置することが重要だが、父子地係の計画がない理由は。答弁、既存施設として圃場囲いがあるため、要望されていない状況である。 質疑、獣害防止さくの落札率に相当の開きが生じている。同程度の製品であるのに、なぜそういう減少が生じるのか。答弁、他の公共事業が少ないことから競争が激化しているために起こる現象だと認識しているが、適正な競争入札の結果である。 質疑、獣害防止さくのルート変化点で座標管理を行っているとのことだが、費用をかけるのは無駄ではないのか。答弁、設計上も管理上も必要であると考えている。 質疑、獣害防止さくの完成後、補修や移転が必要となる場合も生じる。再度、管理委託で座標管理をするのか。答弁、復旧時は請負業者でも可能であり、施工延長で管理するため、多少のずれは問題ないと考えている。 質疑、獣害防止さくの補助対象となる修繕はどのようなものか。答弁、倒木や積雪によって破損した場合を想定しているが、軽微なものについては集落で行っていただく。 質疑、藻場造成事業の成果はどうか。答弁、5年ごとに調査業務を実施して確認している。平成19年に続き、24年度に調査を行う。 質疑、漁家経営改善事業補助はエンジンなど円高差益効果の高い外国製のものでも対象となるのか。答弁、国の基準があるため、それに合致している場合は補助対象となる。 質疑、魚礁設置事業で地元木材の利用促進は図れないのか。答弁、小浜市など、県の実証実験の結果を受けて検討する。 質疑、塩浜海水浴場トイレの通年利用によって近隣への迷惑防止も可能となるが、検討されているのか。答弁、管理委託を行っている大島漁協と協議、検討を行う。 質疑、賑わい創出施設の年間38万人の誘客は本当に可能か。答弁、確実だとは断言できないが、客単価設定と購買客数の設定などにより、採算可能と考えている。また、量販店の誘致も好影響すると考えている。 質疑、賑わい創出施設の入り込み客数は供用後増加傾向で推移するものと見込んでいるが、その根拠は。答弁、リピーターの確保や販売力の向上により達成できると予測している。 質疑、高浜町道の駅は赤字経営であるが、賑わい創出施設の採算性を確保する入り込み数は確保できるのか。答弁、高浜では35万人の来客があるものの、購買に結びついていない。施設や商品の付加価値化によって周辺施設の来客や国道を通過する車の呼び込みを促進したい。 質疑、賑わい創出施設成功のかぎは出店者の確保にかかっていると考えるが、十分可能か。答弁、野菜については現在41名であるが、出店までには80名程度を目標としている。また、そのほかの部門についても登録者をしっかり確保する。 質疑、にぎわい創出については住民の意見もしっかり聞くべきではないのか。答弁、参考にしたい。 質疑、賑わい創出施設について、住民や議会の意見が取り入れられるべきだが、修正可能か。答弁、原則的には、最終決定した設計である。 質疑、うみんぴあ複合交流施設の海水取水は、本来運営事業者が行うべきではないのか。答弁、当初運営契約に町での対応が規定されている。 質疑、みどりの広場サッカー場は地盤沈下が懸念されるが、地盤支持力を高めるための方法は。答弁、クラブハウス、照明灯部分は基礎ぐいを打ち込み強化するとともに、強制圧密工法により強化する計画としている。 質疑、サッカー場完成後の管理運営は指定管理者制度で行うのか。答弁、おおい町総合運動公園の一部として条例改正し、指定管理者制度で運用する。 質疑、昨年5月豪雨災害による小谷橋の復旧工事は町単独事業でありながら、時間を要しているのはなぜか。答弁、年次計画に沿って進めているが、予備設計による工法の検討や構造計算を要する詳細設計には相応の時間が必要となるためである。 質疑、今シーズンの豪雪により、残雪による通行支障や幹線と支線の優先順位など、得られた課題解決の方策はどう計画しているのか。答弁、今シーズンは豪雪となったため、除雪の遅れや優先順位など、課題が明確になった。除雪対策会議などにおいて今後検討し、改善に役立てたい。 質疑、県道岡田深谷線は狭隘であるため、大津呂ダム工事用道路を将来的に県道とするための整備計画はないのか。答弁、現道路は拡幅困難であるため、大津呂工事用道路の有効利用について、県では学識経験者を交えた検討会を開催し、基礎調査を行っている状況である。 質疑、宮留公有水面埋立事業の工事工程など、地元への説明会を開催した上で進められるべきだが、どうか。答弁、埋立免許がおりたため、地元への工事説明を経た上で工事入札、発注と順次進めていきたい。 質疑、各小学校の学校運営事業費が総じて約2割程度減額となっている理由は何か。答弁、昨年度に新指導要領移行に先行対応した経費が減額となっているためである。 質疑、町行分収造林事業には毎年約5,000万円の一般財源が投入されているが、今後も継続する計画か。答弁、現在の木材市況の低迷から、個人で植林や管理育成を行うことは不可能であり、公費投入する必要がある。地球環境の保全や木材の需給バランスの変化など、価格上昇の可能性もあり、続けられる限り継続したい。 質疑、そともめぐり観光に対する多額の出資に見合う目的があるのか。答弁、観光事業の広域連携が叫ばれており、遠くない将来、そとも遊覧も含めた事業展開を行うためのものである。 質疑、同事業の将来的な収支見込みはどうか。答弁、発着点が同一では誘客力が弱いため、そともを含めた発着点の異なる小浜港、うみんぴあの周遊性を高めることにより収益につながると考えている。 質疑、みどりの広場サッカー場整備事業のクラブハウス建設など、経費圧縮できないか。答弁、各種試合を招聘するためにも最低限の機能を持ったクラブハウスが必要と考えている。 質疑、サッカー場はJ1の試合を開催できない。しかし、町民が使用するには豪華なものとなっている。目的を特化して効果のあるものにできないか。答弁、プロの試合は興業として行われるため、多数の観客収容人員が必要であることから、不可能と考えている。 質疑、サッカー場の整備には9億8,000万円もの巨費を投入する。住民理解が必要。グラウンドゴルフなど、生涯
スポーツと健康維持のためにも施設開放が必要だが、どうか。答弁、夜間利用なども含めて今後検討したい。 質疑、本郷地区の豪雨による冠水など、災害の防止のために常設の排水ポンプを設置してはどうか。答弁、常設のものは常にごみを取り除く機能が必要である。仮設対応のほうが効率的だと考えている。他地区についてはごみの流入が少なく、常設ポンプも検討したい。 質疑、賑わい創出施設は1日450人の購買者を見込んでいるが、野菜など出荷量の想定がされていない。品物が不足すると失望感からリピーター獲得に悪影響があり、事業の成否にかかわるが、どう考えているのか。答弁、町民の経済活動に寄与したいとの思いから、流通機構に乗っていない町民の収穫物を広く出品していただき、集荷方法なども生産者の意向を反映させながら1年の準備期間、提供者を募るために努力する。 質疑、農家登録者は現在41名であるが、最終的には何名必要と考えているのか。一つの目安として200名を考えている。 質疑、不特定多数の消費者に販売するためにはトレーサビリティーが必要となるが、一般の生産者が追跡可能な栽培履歴を明確にすることは困難だと考えるが、どうか。答弁、指導していきたい。 質疑、目玉商品として考えている鮮魚の通年確保は可能か。答弁、大島漁協に依頼し、出店していただくが、年じゅうとれる魚種や冬期限定魚種など考慮すると同時に、冷蔵庫も有効に活用する。 質疑、駐車場は平日では時間当たり105台、祝祭日では135台を想定しているが、滞在時間の延長によって不足する駐車スペースの確保計画はあるのか。答弁、隣接する総合駐車場に誘導する。 以上をもって議案第24号から議案第32号までの9議案に対する質疑を終了いたしました。 ここで、古石實委員より議案第24号平成24年度おおい
町一般会計予算に対する修正案が提出されました。 その内容は、賑わい創出施設整備事業にかかわる関連予算6億1,560万9,000円を当初予算から減額し、予算の総額108億6,800万円を102億5,239万1,000円とするものであり、その趣旨は、農家や漁家が地産したものを直売することによって来訪者に喜ばれ、従事する町民が潤い、町が活性化する賑わい創出施設整備事業の意義は認めるが、入り込み客数の見込みの甘さや出店登録者の確保の不備など、現段階では巨費を投じることに対する町民の理解が得られていないため、もう少し時間をかけて検討すべきというものでありました。 続いて、修正案に対する質疑応答の主なものを報告いたします。 質疑、当該予算の財源は県交付金であり、修正することによって将来的に悪影響があるのではないか。答弁、この事業そのものを否定していない。今後の努力により、可能であれば早い段階で再提案されれば問題ないと認識している。 質疑、国の外部審査委員会で了承された交付金をもって財源としている。課題が解決した場合の予算確保を再度国が認めてくれるかどうかが不透明であるが、どのように認識しているのか。答弁、
関係機関に確認したわけではないが、本年度中であれば議決済みの県予算は簡単に消えるものではないと考えている。また、施策の財源確保も重要な理事者の務めである。 質疑、入り込み数、生産者確保を問題とする観点からの提出か。答弁、反対されている町民は、直売所は結構だが、なぜ6億円もの巨費を投入する必要があるのかという点だと認識している。 質疑、修正案を精査、確認するための資料が不足していると考える。
詳細説明資料はないのか。答弁、事務局に相談の上、必要な様式をもって提案している。 以上をもって修正案に対する質疑応答を終了、続いて討論を行いました。 修正案に対する反対討論が松宮委員より行われました。 その要旨は、賑わい創出施設は検討委員会において2年間をかけて作成した提言書をもとに計画されたものであり、主たる財源は福井県がエネルギー庁外部審査会に何度も出向き獲得したものであることから、当初予算から削除する影響は大きいと予測されること。また、収支予測や入り込み客数確保などは準備期間での改善が可能であることから、小規模零細農家の所得向上と地域活性化に向けた政策を現段階で否定することに対して反対するというものでありました。 続いて、議案第24号平成24年度おおい
町一般会計予算に対する反対討論が猿橋巧委員より行われました。 その要旨は、歳入において原発関連収入の依存率58%を下げる努力がされていないこと。
県立こども家族館に対する県費投入がなされていないこと。歳出においては、非正規職員の割合が50%を超えていること。コミュニティーバス事業廃止は、交通弱者対策や福祉行政の後退となること。賑わい創出施設整備事業とみどりの広場サッカー場整備事業は、施設整備計画や運営計画に甘さがあること。うみんぴあ大飯のPFI事業は、町の財政負担をもたらす事業であることなどから反対するとのものでありました。 続いて、同議案に対して
森内正美委員より賛成討論がありました。 その要旨は、歳入において、平成22年度には算定がえにより減額された普通交付税が町の
意見書提出により新年度において従来どおりの交付額が確保され、経常収支比率が下がり、財政の弾力性が向上したこと。歳出においては、賑わい創出施設整備事業は、検討委員会の提言書に基づき具現化されるもので、財源は国、県の外部審査委員会で妥当と判断され、その政策が認可されたものであること。みどりの広場サッカー場整備事業は、おおい町総合計画に基づき、
スポーツを通じて人と地域の交流を促進するために計画されており、その規模はやや大き過ぎる感もあるが、グラウンドゴルフ場などの併設もあり、若年層から高齢者層まで町民が有効利用できると予測されること。鳥獣被害防止緊急対策事業は、国県補助金や町費も投入して他の自治体にない取り組みであり、その姿勢は評価できること。全体的に原発関連収入が63億1,000万円と全体の58.1%を占めてはいるものの、使途については施設建設だけでなく、おおい町総合計画に基づいた1次産業から教育に至るすべての事業に地域不均衡もなく、有効に活用されている。また、町単独事業や社会福祉は他の自治体に見られない手厚いものとなっており、大いに評価するとのものでした。 以上をもって討論を終結、採決に移りました。 議案第24号平成24年度おおい
町一般会計予算に対する修正案は、採決の結果、賛成5、反対7の起立少数によって否決されました。 修正案が否決されたため、続いて原案について採決を行いました。 議案第24号平成24年度おおい
町一般会計予算の採決結果は、賛成6、反対6の可否同数となったため、おおい町議会委員会条例第15条第1項の規定により、委員長において原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第25号平成24年度おおい
町後期高齢者医療事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第26号平成24年度おおい
町国民健康保険事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第27号平成24年度おおい
町国民健康保険診療事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第28号平成24年度おおい
町介護保険事業特別会計予算については異議があり、採決の結果、賛成11、反対1の起立多数によって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第29号平成24年度おおい
町介護サービス事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第30号平成24年度おおい
町簡易水道事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第31号平成24年度おおい
町農業集落排水事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第32号平成24年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、審査経過における総括を述べさせていただきます。 今回の審査で特筆すべき点は、議案第24号に関連して修正案が提出されたことであります。 議会活性化の潮流にあって、決定機関としての議会機能の向上が望まれています。追認機関とやゆされた過去の議会活動とは隔世の感があります。修正案が提出された事実だけをもって二元代表制のバランスや理事者との関係が取りざたされるのではなく、その内容をもって議論の本質を高めていくことが議会、理事者の別を問わず、住民に開かれた町政運営の向上に寄与すると考えます。理事者におかれましては、より一層議会、住民との情報共有と説明責任の遂行に腐心されるよう指摘いたします。 また、各委員の意見が多くありました賑わい創出施設整備事業やみどりの広場サッカー場整備事業をはじめとし、指摘のありました各種事務事業の執行には最小の投資で最大の効果を得るために、広く町民の公益に資するよう細心の留意と一層の努力を望みます。 また、審査資料として提出されました説明資料は年々充実しており、結果としてより有効な事務事業の推進のために各委員より有益な指摘がなされるようになってきたと実感しています。特に、今回資料においては、政策が必要となった根拠に関する記載も追加され、より透明性の高いものとなる可能性が高まりました。 また、なごみ保健課においては昨年度に引き続き、過年度決算に基づく反省と課題の認識を新年度予算に反映するための資料も追加提示され、単年度の予算決算によって中・長期の課題が見失われがちな傾向を打開する重要な視点であると考えます。他の課においても、順次導入されることによって課題の認識が理事者、議会の別を問わず行われ、ひいては住民福祉向上に寄与すると考えます。引き続き理事者諸兄の努力を求めるものであります。 以上、指摘申し上げ、予算決算常任
委員長報告といたします。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 議案第24号について討論の通告がありますので、発言を許します。 14番猿橋巧君。
◆14番(猿橋巧君) 私は、議案第24号平成24年度一般会計予算案に反対の立場で討論を行います。 歳入、歳出のその反対する主な項目、理由を申し上げまして、議員諸公の賛同をお願いするものであります。 歳入の主なものを申し上げます。 第1に、原子力発電に関する財源に大幅に依存した予算であるという点にあります。大規模償却固定資産税、法人税、国交付金、県補助金等で63億円余り、58%にも上る財源、原発財源にその収入を依存しております。その使途も町の将来財政運営に負担を及ぼす箱物行政事業や農林水産業、福祉事業等々、更に人件費等のソフト事業にも充当されており、まさに原子力発電予算がなければ町政運営が困難であると言っても過言ではないのが実態であります。しかし、今日3・11の福島原発の惨状に立地の自治体から避難を強いられる現状を見るにつけ、原発行政に不信と不安を持つ住民、更に国民の原発離れと、財源よりも安全・安心を求める世論を酌み取れば、町財政の原発依存は改めざるを得ないと私は主張するものであります。 県税の核燃料税配分でもその収入は不安定ですし、一定の税率で減少する大規模償却資産税もしかり、町民人口を増加させる企業誘致等で雇用創出で町民税や法人税等の増収に努力がないなど、ポスト原発の方針が示されていません。多大な予算投入に対するリゾート関連予算で、交流人口の増で本町の人口は増加したでしょうか。合併しても人口は減少し続けているのが実態ではないでしょうか。更に、国民は原子力の現状と未来に対して不信と不安を思い、
原子力発電所から再生可能エネルギー開発と省エネルギーへの流れは、とまるどころか加速し続けているのではありませんか。 第2に、諸収入のこども家族館費は1,112万円計上されております。しかし、その支出は8,497万円です。毎年7,000万円以上の町費持ち出しです。県立の施設を町が指定管理を受けたとしても、その人件費や管理委託料が一切入らず全額町費負担とは、余りにも理不尽な行政のあり方ではないでしょうか。入場者の増加につれて町の支出が増加するという矛盾は、入場者数増に喜ぶ町の正常なあり方とは言えないことはだれもが認めるところではないでしょうか。 次に、歳出の主なものを申し上げます。 第1に、賃金に係る非正規職員の費用は、その職員の共済加入費も含めると1億3,000万円に余り、その職員との割合は50%を超える96人にもなります。更に、専門的資格を有する者も含まれ、同様の守秘義務を課せながら低賃金雇用と短期契約と更新契約で縛る今日の行政のあり方は改める必要があります。行政改革の名のもと、正規職員の定数を削りながら、その名のもとでこのような運営を続けることは許されないと私は主張いたします。 第2は、原子力関係の支出について2点申し上げます。 その1点は、PR番組や各種団体への支出です。その内容は、原子力PRのための番組編成や団体への参加です。県原子力センターはPR施設の運営です。このような一方的なPR予算の計上は、当然福島原発事故後は特に見直しをされなければなりません。行政の従前主義は許されません。 2点目は、日本原子力産業協会費です。この協会は、電力会社、原子炉メーカー、ゼネコン、セメントメーカー、商社などの日本の原子力推進産業界が総結集した団体です。立地自治体として、このような団体に加入し続ける理由はありません。退会すべきと主張いたします。 第3は、交通弱者対策として試行していたコミュニティーバス運行委託料の大幅な削減と10月からの廃止方針は町民の利便を削る政策であり、賛成できません。確かに、一部の路線で乗車率の低いところはありますが、将来の高齢化と現路線バスの会社方針の変更等など不透明な要素もある中で、一度廃止にしますと路線復活は絶望視される中での廃止方針は問題であります。十分な議論と将来のための方針を示すべきであります。 第4は、コミュニティー活動として集落ぐるみ町民指標活動事業交付金4,080万円です。昨年より一般財源化した事業ですが、町事業で集落等の整備や補助事業を行うことが、交付金を取り扱う行政と住民との関係が地方自治体のあり方ですが、この事業は二重化、二元化を招き、予算の公平な使途の観点から見れば問題を含んでいると考えます。 第5は、県地方税滞納整理機構参加の負担金29万円ですが、これは今年で4年目の事業であり、町としてのノウハウも3年間も学んだのですから、もう参加をとめるべきです。何よりも、この機構は何の法的根拠も持ち得ないのに、本来課税自治体が持つ税の徴収権にも踏み込むことは大きな問題と言わざるを得ないのであります。 第6は、賑わい創出事業とみどりの広場整備事業の合計11億3,730万円の大きな事業ですが、これらのその財源を電源立地地域対策交付金や核燃料税などの原発関係に求めています。元来、三法交付金事業の使途が箱物事業に限定していた考え方を踏襲しており、将来の財政負担である維持管理費の増大予測を顧みない事業と言わざると得ないのであります。また、これらの事業は、その内容において整備計画や運営計画に甘さがあり、いわゆる箱物施設行政のそしりは免れません。みどりの広場サッカー場整備の用地は、本来企業誘致に要する土地でした。面積も約2.7ヘクタールと広く、人工芝やクラブハウス建設で固定化するのではなく、いつでも企業用地として活用できるようなサッカー場で十分ではないでしょうか。 第7は、うみんぴあ大飯事業関係で3億5,898万円計上されております。PFI事業における財政支援支出期間は15年間です。ホテル事業、客室稼働率は3割台、海水取水事業委託の毎年の費用、クルージング費用の大幅なコスト高、家具購入費、毎年の計上、どれを見ても収益事業にはほど遠いと私は思っています。さきの事業同様、いわゆる箱物行政として将来の町財政に多大な負担をもたらす危険を持つ事業であると指摘せざるを得ないのであります。 第8は、小・中学校における全国学力診断テスト委託料144万円です。昨年小学校25%、中学校44%の国は抽出調査をとなっていましたが、県教育委員会主導のもと、全県実施予算をつけ、本町も今年も行うものであります。昨年から新たに理科を加えました。負担と学校間競争をあおるような事業は、一刻も早く全国学力診断テストをやめるべきであると主張いたします。 第9は、町立大飯幼稚園の休園措置となるための予算は、マイナス1,800万円にもなります。その結果、246万円の計上となることであります。歴史と特色ある幼稚園の廃止につながるような対応に私は反対を主張いたします。町内保育所の定員数と入所者数を比べましても、またこの三、四年先の子供の数からしても、十分幼稚園入園者数は確保できる数があります。町の募集のあり方も1年間のみであり、本郷地区に限定するなどの改善策を行うなどで今後対応できると思われます。不正当な保育所超過入所での事故の危険性や、入りたくても入れない子供が発生するようなことがあってはならないのです。 以上、歳入、歳出で反対するものの主なものを申し上げまして、議案第24号平成24年度一般会計予算に対する私の反対討論といたします。 なお、議案第28号平成24年度おおい
町介護保険事業特別会計予算につきましては、同議案第18号介護保険条例の改悪によって保険料が大幅に値上げをされました予算によって積算されております。現行保険料においても滞納者も発生しており、これ以上の値上げは将来的に値上げを続けるようになるため、賛成できません。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
新谷欣也君) 7番
森内正美君。
◆7番(
森内正美君) 議案第24号平成24年度おおい
町一般会計予算につき、賛成の立場で討論を行います。 私の主張は、先程の
委員長報告の中にも述べられておりますが、更に詳しく述べます。 まず、歳入面で自主財源は2.3%の増でありますが、依存財源において平成22年度に普通交付税交付額が算定方法の変更により大幅に減少しましたが、国に対する本町の
意見書提出により算定方法が再度見直され、新年度は従前並みの交付額に戻り、約5億9,000万円の大幅な増額になったことは町当局の努力があったものと評価します。これにより経常収支比率は下がり、財政構造の弾力性が確保できるものと思います。 歳出のうち、主要事業について述べますと、まず
原子力発電所立地の集大成事業であるうみんぴあ大飯事業の賑わい創出施設整備事業が6億2,432万1,000円計上され、大きな事業となりますが、この事業は平成21年7月に賑わい創出事業検討委員会を設置し、約2年半に及ぶ検討の結果、その提言書を尊重し、新年度に事業を具現化するものであります。本委員会の審議の中で、施設の過大さなど、初期投資が大き過ぎるなどの意見がありましたが、この財源の多くは共生交付金や電源地域の安心と活力のまちづくり交付金や、市町振興プロジェクト補助金を充て、国や県の外部審査委員会で審査の結果認められたもので、国、県の政策に合致したものであり、私は妥当と判断いたします。また、農林水産業の町民の方々の事業参画に疑問を持つ多くの指摘や反対意見がありましたが、平成25年開業までに町長はじめ、行政職員が一丸となって事業のPR活動、生産者拡大に努めることが肝要で、これにより生産者の確保は見込めると予測します。 次に、みどりの広場整備事業は5億5,415万8,000円が計上され、財源の多くは立地対策交付金、核燃料税交付金を有効に活用し、おおい町総合計画の一つ、
スポーツを通じて人、地域の交流、人口活性化の環に広げる施設として計画されています。施設の規模はやや大き過ぎる感はしますが、グラウンドゴルフ場も併設し、若年層から高齢者まで町民が有効活用できる施設になると思います。また、この施設は、以前から町民多数から要望が出されており、利用効果はあると考えます。 次に、鳥獣被害防止緊急対策事業に5億3,637万4,000円が計上され、農作物被害や集落環境を守るため、町民の強い要望にこたえ、昨年度から5カ年計画で順次事業が実施されています。町単独での財源も充て、他の自治体にない取り組みでこの事業に取り組む町の姿勢は評価するものがあります。予算成立後、早期の事業執行に努めていただきたい。 その他、款、項目別においても、第1次おおい町総合計画に基づき政策が反映されております。特に、総務費においては、防災に対する備えの事業が計上され、民生費においては、地域保健対策費を大幅に増額し健康づくりを推進するなど、福祉に力を入れている予算編成がされています。また、土木費や教育費においても、定住人口活性化の環を広げる事業や、生涯学習の推進を計画し、町の将来を見据えた価値ある判断だと思います。 全体的に立地交付金など、原発関連歳入は約63億1,000万円で全体の58.1%を占めますが、その使途については施設建設のみならず、第1次おおい町総合計画に基づいた第1次産業から教育関連に至るすべての事業に有効に活用されており、地域的に不均衡なものはなく、また町単独で取り組む事業や社会福祉費は、他の自治体に見られない手厚い予算計上であり、大いに評価をします。 以上の観点から、私は議案第24号平成24年度おおい
町一般会計予算に賛成をいたします。議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いをいたします。
○議長(
新谷欣也君) ほかに討論はございませんか。 8番古石實君。
◆8番(古石實君) 私は、議案第24号平成24年度おおい
町一般会計予算案に反対の立場で討論を行います。 さて、先程は、本予算案に対する予算決算常任委員会における審議の経過と採決の状況について委員長より報告がありましたが、それを聞きながら、やはり私は今回の予算案に含まれる今年度新規事業である賑わい創出施設整備事業にかかわる関連予算を現時点で計上することには問題があると考えるものであります。 予算決算常任委員会での修正案提出の際にも申し上げましたが、再度申し上げます。 すなわち、この賑わい創出施設整備事業の提案に当たって述べられている農林水産物や加工品などの展示販売、いわゆる農家や漁家が地産したものを直売し、訪問客に喜ばれ、生産する町民が潤い、活気が出る直売所設置を目指すというその施策そのものについては、大変意義があるものであるとも考えます。が、今日までの予算審査の中で多く出された多くの質疑内容を踏まえ、現段階において慎重に判断しますと、やはり直売所を支える生産者の確保の状況や入り込み客見込みの甘さ、収支計画の甘さなどなど、多くの課題が浮き彫りとなった状況であります。 そして、何といっても巨額な予算を必要とする事業の実施と成功には、多くの町民の支持が欠かせないことが大前提であるということは当然であります。そのような中で、多くの町民には直売所を開設することに6億円もかける施設が必要なのかとの疑問が現在強くあります。現段階では、全くそういう面では支持を得てない状況であろうと考えられます。町長のうみんぴあ大飯における賑わい創出施設整備事業に対する思いもあろうとは思いますが、やはり慎重に考えますと、今回提案の予算案については反対すべきものと判断するものであります。したがいまして、議員各位の賢明な判断より御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 以上、反対討論といたします。
○議長(
新谷欣也君) ほかに討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) これで討論を終わります。 これより議案第24号平成24年度おおい
町一般会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第24号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 9-4 午前11時56分)
○議長(
新谷欣也君) この際、暫時休憩します。 午後1時から再開いたします。 午前11時56分 休憩 午後 1時00分 再開
○議長(
新谷欣也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第25号平成24年度おおい
町後期高齢者医療事業特別会計予算について起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第25号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午後1時01分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、議案第26号平成24年度おおい
町国民健康保険事業特別会計予算について起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第26号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告とおり可決されました。 (可決 13-0 午後1時02分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、議案第27号平成24年度おおい
町国民健康保険診療事業特別会計予算について起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第27号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午後1時02分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、議案第28号平成24年度おおい
町介護保険事業特別会計予算について起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第28号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 12-1 午後1時03分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、議案第29号平成24年度おおい
町介護サービス事業特別会計予算について起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第29号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午後1時04分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、議案第30号平成24年度おおい
町簡易水道事業特別会計予算について起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第30号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君を起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午後1時04分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、議案第31号平成24年度おおい
町農業集落排水事業特別会計予算について起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第31号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午後1時05分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、議案第32号平成24年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算について起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第32号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午後1時05分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第16 陳情第7号 (平成23年)
緊急事態基本法の
早期制定を求める
意見書採択を求める陳情 陳情第8号 (平成23年)子ども・子育て新システムの導入に反対し、
現行保育制度の拡充を求める
意見書提出を求める陳情
○議長(
新谷欣也君) 日程第16、陳情第7号(平成23年)
緊急事態基本法の
早期制定を求める
意見書採択を求める陳情及び陳情第8号(平成23年)子ども・子育て新システムの導入に反対し、
現行保育制度の拡充を求める
意見書提出を求める陳情の2件を一括議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(
森内正美君) ただいま議題となりました陳情第7号
緊急事態基本法の
早期制定を求める
意見書採択を求める陳情及び陳情第8号子ども・子育て新システムの導入に反対し、
現行保育制度の拡充を求める
意見書提出を求める陳情の2議案につきまして、総務常務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本陳情2件は、去る12月定例会において当総務常務委員会に付託され、12月13日に審査の結果、趣旨は理解できるが、採択するには更に十分な論議が必要との観点から継続審査となっていたものであり、3月8日に再度各委員から質疑及び意見を聞き、同日、その取り扱いについて諮ったものであります。 まず、陳情第7号
緊急事態基本法の
早期制定を求める
意見書採択を求める陳情につきましては、アジアと日本の平和と安全を守る福井県フォーラム会長田村康夫から提出されたもので、外部からの侵略、テロ、大規模自然災害などの事態から国民の生命、財産、安全を迅速かつ適切に守ることを目的とした
緊急事態基本法の
早期制定を求めるため、政府
関係機関などに対して意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 委員会では、東日本大震災発災時の対応の混乱から、緊急事態時の的確な初動対応などの必要性が指摘され、陳情の趣旨は理解できるとの意見が多くありました。 そこで、本陳情について採択すべきか採決いたしましたところ、
全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第8号子ども・子育て新システムの導入に反対し、
現行保育制度の拡充を求める
意見書提出を求める陳情につきましては、福井県保育団体連絡会代表大西通代から提出されたもので、保育の市場化、産業化を招く子ども・子育て新システムに反対し、子供の権利を最優先に地方自治体の実情を踏まえた上で、国と地方自治体の責任のもとに保育制度の拡充を図ることを求めるため、政府
関係機関などに対して意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 委員会では、現在本町の保育現場では、待機児童などの問題は発生せず、保護者の希望に基づいた保育が提供できていることや、国政においては議論が尽くされた中で新制度が決定されていることなどから、意見書の提出は見送るべきではとの意見が多くありました。 そこで、本陳情について不採択とすべきか採決いたしましたところ、
全会一致をもって不採択とすべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより陳情第7号(平成23年)
緊急事態基本法の
早期制定を求める
意見書採択を求める陳情の件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第7号(平成23年)は委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君) 起立多数であります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり採択とすることに決定いたしました。 (採択 12-1 午後1時11分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、陳情第8号(平成23年)子ども・子育て新システムの導入に反対し、
現行保育制度の拡充を求める
意見書提出を求める陳情を議題といたします。 この陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、
会議規則第79条第1項の規定により原案についてお諮りいたします。 陳情第8号(平成23年)は採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君) 起立少数であります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。 (不採択 1-12 午後1時12分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第17 陳情第1号
原子力発電所の警備に関する意見書について 陳情第2号
大飯原子力発電所3号機および4号機の再稼働に議会として同意しないことを求める要請 陳情第3号 大飯原発の再稼働に反対する要請 陳情第4号
障害者総合福祉法の制定等に関する国への
意見書提出を求める陳情 陳情第5号 公的年金の改悪に反対する意見書を求める陳情 陳情第6号
TPP交渉への参加反対に関する要請
○議長(
新谷欣也君) 日程第17、陳情第1号
原子力発電所の警備に関する意見書についてから陳情第6号
TPP交渉への参加反対に関する要請までの6件を一括議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 まず、
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(
森内正美君) ただいま議題となりました陳情第4号
障害者総合福祉法の制定等に関する国への
意見書提出を求める陳情及び陳情第5号公的年金の改悪に反対する意見書を求める陳情の2議案につきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本陳情2件は、去る3月1日に当総務常務委員会に付託され、3月8日になごみ保健課長からの参考説明や陳情者からの要望、各委員からの意見を聞き、同日、採決をいたしたものであります。 まず、陳情第4号
障害者総合福祉法の制定等に関する国への
意見書提出を求める陳情につきましては、きょうされん福井支部代表運営委員長吉田謙治外5人から提出されたもので、障害者自立支援法にかわる新法制定に際し、
障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言を最大限尊重し、新法が実効性のあるものとなるよう十分な予算確保を求めるため、政府
関係機関などに対して意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 委員会では、障害者自立支援法は、施行後さまざまな問題が指摘されており、問題解決に向けた新たな総合的な福祉法の制定を求める陳情の趣旨は理解できるとの意見が多くありました。 そこで、本陳情について採択すべきか採決いたしましたところ、
全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第5号公的年金の改悪に反対する意見書を求める陳情につきましては、全日本年金者組合福井県本部執行委員長山野寿一外1人から提出されたもので、公的年金の特例水準解消2.5%削減を行わないよう求めるため、政府
関係機関に対して意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 委員会では、近年の厳しい社会状況を考慮すると、年金額の引き下げは受給者にとっては死活問題であり、年金制度の抱える課題に対しては、一時的な対応ではなく、抜本的な改革で解決すべきであり、陳情の趣旨は理解できるとの意見が多くありました。 そこで、本陳情について採択すべきか採決いたしましたところ、
全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) 次に、産業建設常任委員長古石實君。
◆8番(古石實君) ただいま議題となりました陳情第6号
TPP交渉への参加反対に対する要請につきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、陳情第6号
TPP交渉への参加反対に対する要請につきましては、若狭農業協同組合代表理事組合長村上一司外2名から提出されたもので、政府
関係機関等に対し十分な国民的判断がなされるよう政府が持つ詳細な情報を迅速かつ正確に開示することと、
TPP交渉への正式参加を行わないことを求める意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 この陳情6号は、去る3月1日、本会議におきまして当産業建設常任委員会に付託され、3月8日に審査の結果、過去にも本件同様趣旨の陳情があるものの、陳情採択でなく委員発委によるTPPへの不参加を求める意見書の提出を議決していることから、今回につきましては
全会一致で採択し、別途委員発委で意見書を採択するべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) 次に、原子力発電対策特別委員長松井榮治君。
◆12番(松井榮治君) ただいま議題となりました陳情第1号
原子力発電所の警備に関する意見書についてから陳情第3号大飯原発の再稼働に反対する要請までの3議案につきまして、原子力発電対策特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本陳情3件は、去る3月1日に当原子力発電対策特別委員会に付託され、3月2日に各委員からの意見を聞き、同日、採決をいたしたものであります。 まず、陳情第1号
原子力発電所の警備に関する意見書についてにつきましては、全国
原子力発電所立地市町村議会議長会会長柏崎市議会議長霜田彰外1人から提出されたもので、
原子力発電所の警備に関して警察に新たな警備隊を創設するなど、警備体制の充実や自衛隊の任務に原発施設等の警護を加える自衛隊法の改正、海上からの攻撃に対処するため、海上保安庁と海上自衛隊の連携強化、警察、自衛隊と周辺自治体を加えた防護訓練の実施などを求めるため、政府
関係機関などに対して意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 委員会では、陳情の趣旨は理解できるが、自衛隊法の改正に踏み込むような内容もあり、採択するには更に十分な議論が必要との観点から継続審査とすべきとの意見が多くありました。 そこで、本陳情について継続審査とすべきか採決いたしましたところ、
全会一致をもって継続審査とすべきものと決定をいたしました。 次に、陳情第2号
大飯原子力発電所3号機および4号機の再稼働に議会として同意しないことを求める要請につきましては、平和と民主主義を目指す全国交歓会代表山川義保から提出されたもので、自治体住民の生命と健康を守る責務を負う自治体議会として、福島原発事故の分析とそこから得た教訓に基づく適切な安全対策がとられるまで
大飯原子力発電所3号機及び4号機の再稼働に同意しないことを表明してもらいたいという内容のものであります。 まず、要請文の内容について各委員から出された意見について報告をいたします。 意見、要請文の内容は、福島事故の知見を生かした安全対策がとられるまでは再稼働に同意しないことを求めるものであり、我々としても福島の事故分析と検証を加えた暫定安全基準が明確に示され、国が責任を持って判断された後、地元自治体が同意するということであり、内容は理解できる。未来永劫再稼働ができないという文面に隠れた意図があるとすれば、議会議論と違うが。 意見、ストレステストをもって再稼働判断をする現在の流れを批判しながら、国の安全対策の中身を見た中で判断すべきだと記載されている。福島の事故によって遠方まで影響を及ぼしたことから、大阪、兵庫の議員から出されたものであり、むげに採択とせず、文面を見て対処すべき。 意見、福井県においても福島の知見を生かした暫定安全基準を国に求めている。100キロを超えても影響があると聞いているが、瞬間的に被害をこうむるのは私達立地の住民である。よって、暫定基準とそれに対する安全対策の提示をもって検討すべきであり、要請のとおり採択をするというのはもう少し時間を待つ必要がある。 意見、暫定基準も出てこない状況の中で再稼働を議論することは時期尚早であるが、文面中、国会のみの事故調査委員会に関する記述しかないことや原発銀座若狭などと記載がされており、強く違和感があるため同意しかねる。 意見、2度とシビアアクシデントを起こさないという国の一元責任における保証がない限り再稼働はあり得ず、安全基準が出されてから判断したい。要請文は、同じような考えであると思う。 意見、個人的には、原発は期限を切って他のエネルギーに転化していく必要があるとの立場から、国によって暫定的な安全基準も出されていない現段階においては、大飯原発の再稼働を認めない意思表示が必要である。委員間の意見調整も必要だが、要請書の採択がよいと考えている。 続いて、採択方法について協議の結果、不採択にすべきとの意見もありましたが、趣旨採択にすべきとの意見が多数を占めました。 よって、審査経過内容などの委員会意思を正確に表現する
委員長報告をすることを前提に趣旨採択とすることについて諮った結果、異議はなく、
全会一致をもって趣旨採択とすべきとの結論に達しました。 次に、陳情第3号大飯原発の再稼働に反対する要請につきましては、反原発・自治体議員市民連盟共同代表相沢一正外3人から提出されたもので、立地自治体が今日の金を得るため多くの住民に被害を及ぼすことは二度とあってはならず、原発の電力がなくても現状のままで十分に電力需要に応じられることから、大飯原発の再稼働に反対してもらいたいという内容のものであります。 委員会では、陳情の内容は立地自治体の抱える悩みや痛みを理解しておらず、賛同できないことが多くあるため、不採択とすべきとの意見が多くありました。 そこで、本陳情について不採択とすべきか採決いたしましたところ、
全会一致をもって不採択とすべきものと決定をいたしました。 最後に、審査経過の総括を述べます。 本委員会は、原則公開とする議会基本条例にのっとり傍聴を認めることとしたものの、審査内容の重大性にかんがみ、委員の発言が一部だけ報道された場合には誤解が生じる可能性があり、自由な発言が阻害されかねないとの趣旨から、委員長の裁量権によりカメラ撮りについては冒頭のみとすることを報道関係者に申し入れましたが理解を得られず、代表者との協議に時間を要し、約1時間遅れで開催をいたしました。 また、陳情第2号
大飯原子力発電所3号機および4号機の再稼働に議会同意しないことを求める要請審査経過において出された意見を総括しますと、要請文の内容は、未来永劫に再稼働をしないよう求めていると解釈もできる一方、国の一元管理責任のもと、福島の知見を反映した暫定安全基準の早期提示を求めると同時に、その内容をもって再稼働同意の判断基準とするとした現時点での議会の考え方に沿った趣旨となっていることから、採択はできないが、その趣旨については理解できるとの観点から趣旨採択とすべきであるとの結論に達しました。 このように、要請文の内容については審査が尽くされたと認識していますが、要請文の件名や提出団体の詳細については議論が不十分であったことは否めません。加えて、議会用語としての趣旨採択が一般的には理解されておらず、不要の誤解を招くおそれもあることから、今後はより慎重に広範にわたる多角的な視点から審査すべきであると課題を提示し、
委員長報告といたします。
○議長(
新谷欣也君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 陳情第2号について討論の通告がありますので、発言を許します。 7番
森内正美君。
◆7番(
森内正美君) 陳情第2号
大飯原子力発電所3号機および4号機の再稼働に議会として同意しないことを求める要請書を趣旨採択とすることに反対の立場で討論を行います。 本要請の委員会報告審査経過において、要請文の内容には各委員から広く意見が出されているものの、
委員長報告でも触れられてはいますが、提出者の詳細については調査がなされていません。提出者には、それぞれの主義、主張、信条があり、それについて意見を申し上げませんが、今回の要請書審査は町民をはじめ、全国民が注目している中で提出者の意図を十分に把握の上で審査に入ることが肝要です。この要請書の提出者は、多くの分野で活躍をされていますが、その中で脱原発、原発ゼロを掲げて活動もされています。この点において、当町議会とは考え方、スタンスが異なっています。 次に、要請書の内容ですが、東京電力福島
原子力発電所事故調査委員会は、国会に設けられた委員会だけでなく、内閣府に設けられた事故調査検証委員会、民間の事故調査委員会もあり、当町議会として広く知見を取り入れなければなりません。また、再稼働に同意する条件は、福島事故の分析とそこから得た教訓に基づく適切な安全対策しか条件にならないと述べられていますが、具体的なことは明記されていません。 当町議会は、国の一元管理責任のもと、福島の知見を反映した暫定安全基準の早期提示を求め、その内容をもって再稼働の同意の判断基準とするものとしており、そのほかにも立地自治体として当町独自の同意判断の統一見解を決めており、要請者と合致するものか不明な状態で趣旨は理解できると判断することは妥当ではありません。委員会の内容審査については一定の理解はしますが、法的に根拠もない趣旨採択とすることは、町内外への不要な誤解や影響が大きいと考えられます。 以上の観点から、本要請を趣旨採択とすることに反対をいたします。議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
新谷欣也君) 5番浜上雄一君。
◆5番(浜上雄一君) 陳情第2号
大飯原子力発電所3号機および4号機の再稼働に議会として同意しないことを求める要請書を趣旨採択とすることに賛成の立場で討論を行います。 住民から提出された陳情等の取り扱いについては、提出団体の思想そのものをもって門戸を閉ざすべきではありません。文面を中立的な立場で吟味することも重要な務めだと理解します。また、そのことが批判のための批判を防止し、不要の覇権争奪議論から住民目線に立ったより建設的で有効な政策論議につながると信じます。 審査を行った委員会の一員として、
委員長報告によって議論の不足していた部分の指摘がありましたが、いろいろな意見が出された結果、この要請を採択はできないが、その趣旨は理解できるとする趣旨採択とした委員会の決定に賛成いたします。議員各位の賛同を賜りますようよろしくお願いします。
○議長(
新谷欣也君) 1番尾谷和枝君。
◆1番(尾谷和枝君) 陳情第2号
大飯原子力発電所3号機および4号機の再稼働に議会として同意しないことを求める要請書を趣旨採択することに反対の立場で討論を行います。 ただいま本要請を趣旨採択とする
委員長報告がございましたが、要請の件名は
大飯原子力発電所3号機および4号機の再稼働に議会として同意しないことを求める要請書であり、趣旨は理解できるとした委員会議論の重要な部分である福島の知見を反映した安全対策がとられるまではの文言が欠落しており、再稼働そのものに同意しないことを求める要請の趣旨を理解したと誤認される可能性があり、おおい町の住民に不要の誤解と経済不安を助長することになりかねません。したがって、委員会の議論内容は尊重し了解しますが、本要請件名を趣旨採択とすることには反対いたします。議員各位の御理解、御賛同を賜りますようお願いいたします。
○議長(
新谷欣也君) 14番猿橋巧君。
◆14番(猿橋巧君) 陳情第2号
大飯原子力発電所3、4号機の再稼働に議会として同意しない要請について、原特委員会として趣旨採択したことに賛成する討論を行います。 今、
原子力発電所の運転が停止することにより、雇用と財政を心配する余り、早急な再稼働を望む声も一部にありますが、しかしながら福島原発1号機の事故は、その原因や経過等、更に現状の確認や使用機器の損傷等、いまだ正確に把握し切れていないのが現状です。このような現状の中で
原子力発電所を動かすことは、同様の地震、津波が発生したら
大飯原子力発電所も同様の事故が発生することは明らかであります。福井県知事及び町長発言は、福島原発事故の分析とそこから得た教訓に基づく安全基準を求めております。現時点でその考え方は当然の方針であると考えます。今回の陳情要請内容は、まさにこれらと同様の趣旨であります。更に、おおい町議会が示した統一見解も同じ考え方であり、全議員の賛同が得られるものと思います。 私は、今回の陳情は採択し、
関係機関に本町議会の意思を示すべきと考えております。更に、リスクが大き過ぎる原子力発電は再稼働ではなく、原発からの撤退をすることが必要と考えております。今、ストレステストの1次評価をもって政府は地元に同意を求めようとしています。原発の安全を認めてきた地震や津波に対する安全基準自体の見直しが迫られているのに、その基準を前提に計算しても説得力がないことは明らかであります。関西電力が提出した大飯原発のストレステストには、今回調査中の活断層が引き起こすであろう地震の評価が行われていないことや、津波の想定が福島原発の14メーターを下回る11.4メートルしかないなどの問題点も明らかです。このような考えから、私は本陳情を採択するように望んでいますが、今回は原特委員会全員が内容の安全基準や安全対策がとられるまで再稼働に同意しないということの趣旨を採択するということにサインをしますので、私の
原子力発電所の再稼働に対する考え方を控えました。そして、本陳情の採択にサインをして私の賛成討論といたします。
○議長(
新谷欣也君) ほかに討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) これで討論を終わります。 これより陳情第1号
原子力発電所の警備に関する意見書についての件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は継続審査です。陳情第1号は委員長の報告のとおり継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり継続審査とすることに決定いたしました。 (継続審査 13-0 午後1時41分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、陳情第2号
大飯原子力発電所3号機および4号機の再稼働に議会として同意しないことを求める要請の件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は趣旨採択です。陳情第2号は委員長の報告のとおり趣旨採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君) 起立少数であります。よって、本陳情は不採択とすることに決定いたしました。 (不採択 5-8 午後1時42分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、陳情第3号大飯原発の再稼働に反対する要請の件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、
会議規則第79条第1項の規定により原案についてお諮りいたします。 陳情第3号は採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君) 起立少数であります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。 (不採択 1-12 午後1時42分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、陳情第4号
障害者総合福祉法の制定等に関する国への
意見書提出を求める陳情の件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第4号は委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり採択とすることに決定いたしました。 (採択 13-0 午後1時42分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、陳情第5号公的年金の改悪に反対する意見書を求める陳情の件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第5号は委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり採択とすることに決定いたしました。 (採択 13-0 午後1時43分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、陳情第6号
TPP交渉への参加反対に関する要請の件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第6号は委員長の報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり採択とすることに決定いたしました。 (採択 13-0 午後1時44分)
○議長(
新谷欣也君) この際、暫時休憩します。 午後1時44分 休憩 午後2時02分 再開
○議長(
新谷欣也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中にただいまの陳情について、それぞれの委員会からそれぞれの意見書案が提出されております。また、松井榮治君外6人から福島事故後の大飯原発に関する決議が提出されております。 これらを日程に追加し、追加日程第1及び2として議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 異議なしと認めます。よって、発委第1号
緊急事態基本法の
早期制定を求める意見書の提出についてから発委第4号
TPP交渉への参加反対に関する意見書の提出についてまでの4議案及び発議第1号福島事故後の大飯原発に関する決議を日程に追加し、追加日程第1及び2として議題とすることに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
△追加日程第1 発委第1号
緊急事態基本法の
早期制定を求める意見書の提出について 発委第2号
障害者総合福祉法の制定等に関する意見書の提出について 発委第3号 公的年金の2.5%引き下げに反対する意見書の提出について 発委第4号
TPP交渉への参加反対に関する意見書の提出について
○議長(
新谷欣也君) 追加日程第1、発委第1号
緊急事態基本法の
早期制定を求める意見書の提出についてから発委第4号
TPP交渉への参加反対に関する意見書の提出についてまでの4議案を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 7番
森内正美君。
◆7番(
森内正美君) ただいま上程されました発委第1号
緊急事態基本法の
早期制定を求める意見書の提出についてから発委第3号公的年金2.5%の引き下げに反対する意見書の提出についてまでの3議案について、提案理由の説明をいたします。 まず、発委第1号
緊急事態基本法の
早期制定を求める意見書の提出についてにつきましては、このたびの東日本大震災を教訓とし、今後想定されるあらゆる事態に備え、日本及び国民の安全・安心を守るため、
緊急事態基本法を早急に制定することを求めるため、地方自治法第99条の規定により当該意見書を政府
関係機関に対して提出しようとするものであります。 次に、発委第2号
障害者総合福祉法の制定等に関する意見書の提出についてにつきましては、障害者制度の集中的な改革を行うための障害者自立支援法にかわる新法の制定に際して、
障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言を最大限尊重するとともに、新法が実効性のあるものとなるよう十分な予算が確保されることを求めるため、地方自治法第99条の規定により当該意見書を政府
関係機関に対して提出しようとするものであります。 次に、発委第3号公的年金の2.5%の引き下げに反対する意見書の提出についてにつきましては、高齢者を取り巻く状況は特例措置を設けた当時と比較してもますます厳しくなっており、年金額を引き下げることは受給者にとっては死活問題であることから、特例水準の解消、年金額の2.5%削減を強行しないことを求めるため、地方自治法第99条の規定により当該意見書を政府
関係機関に対して提出しようとするものであります。 以上、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いをいたしまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
新谷欣也君) 8番古石實君。
◆8番(古石實君) ただいま上程されました発委第4号
TPP交渉への参加反対に関する意見書の提出について、提案理由の説明をいたします。 昨年11月に野田総理から関係国との協議に入ると表明されて以来、日米両国の政府高官レベルでの会談が行われているようですが、これらの会議については、政府は当初事前協議ではないとして情報提供を行わず、会談の内容についても米国での報道内容の追及を受けて初めて発表するにとどまっています。また、一部報道では、米国との事前協議に際し、日本政府はすべての品目を自由化交渉対象とするとの対処方針も報じられています。
TPP交渉参加については、国益上守るべき具体的な内容や水準があいまいなことや、国の形が変わりかねない重大な問題にもかかわらず、情報不足により国民的議論がなされていないことなどから、これまでから拙速な参加表明に慎重を求める声が上がっています。しかし、交渉参加への事前協議が進展しても、政府からは正確な情報が伝わってこないため、更に不信感が高まっています。また、国会議員の過半数を超える356人から交渉参加の反対を求める請願書の署名がなされたことや、本県を含む都道府県、本町議会を含む全国の市町村議会で8割にも上る交渉参加反対への意見書が採択されていること、更には全国で1,166万人を超える交渉参加反対の署名が提出されているにもかかわらず、事実上の参加協議が進められていることは認められるものではありません。 よって、
TPP交渉への正式参加の判断に関して十分な国民的判断がなされるよう、政府が持つ詳細な情報を迅速かつ正確に開示することや、交渉には正式参加しないことを求めるため、地方自治法第99条の規定により当該意見書を政府
関係機関に対して提出しようとするものであります。 以上、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
新谷欣也君) これをもって提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 本案は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 異議なしと認めます。 これより発委第1号
緊急事態基本法の
早期制定を求める意見書の提出についてを起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 12-1 午後2時11分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、発委第2号
障害者総合福祉法の制定等に関する意見書の提出についてを起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 13-0 午後2時11分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、発委第3号公的年金の2.5%の引き下げに反対する意見書の提出についてを起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 13-0 午後2時11分)
○議長(
新谷欣也君) 次に、発委第4号
TPP交渉への参加反対に関する意見書の提出についてを起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 13-0 午後2時12分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△追加日程第2 発議第1号 福島事故後の大飯原発に関する決議
○議長(
新谷欣也君) 追加日程第2、発議第1号福島事故後の大飯原発に関する決議の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 松井榮治君。
◆12番(松井榮治君) ただいま上程されました発議第1号福島事故後の大飯原発に関する決議について、提案理由の説明をいたします。 国による一元管理の不備によってもたらされたとも言える福島第一原発事故後、全国の原発に先駆けて再稼働の同意を求められる立地自治体議会として、安全性に妥協のない対策の確立と長期稼働停止による地域経済や雇用、自治体財政に対する影響を回避する政策を国に求めることは、地域住民の安全・安心と生活を守る上で欠くことのできない議会の責務であることから、去る3月6日に
全会一致をもって決定した統一見解を議会決議とするために提案するものであります。 その内容は、まず第1に、
原子力発電所の安全確保策の遂行として、国による
原子力発電所一元管理責任の遂行や福島原発事故の知見を反映した安全基準の提示と対策、原子力防災対策の強化、原発災害制圧道路及び避難道路の多重化、若狭地方に影響を及ぼすと考えられる地震や津波に関する科学的検証の推進。 第2に、稼働停止中の経済、財政支援措置の実施として、原発稼働の有無に影響されない財政支援措置や稼働停止による地域経済停滞の救済措置と、以上のような項目について国に強く求めていくこととしております。 以上、議員各位の賛同を賜りますようよろしくお願いをいたしまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
新谷欣也君) 以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより発議第1号福島事故後の大飯原発に関する決議を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
新谷欣也君)
起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 13-0 午後2時15分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第18 議員派遣報告
○議長(
新谷欣也君) 日程第18、議員派遣報告の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本件については、お手元に配付したとおり報告したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 異議なしと認めます。よって、本件についてはお手元に配付したとおり報告することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第19 委員会の閉会中の継続審査について
○議長(
新谷欣也君) 日程第19、委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。 原子力発電対策特別委員会委員長から、委員会において審査中の事件について、
会議規則第73条の規定により、お手元に配付した申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。 委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
新谷欣也君) 異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 これで本日の日程はすべて終了しました。 この際、町長から発言を求められておりますので、これを許します。 時岡町長。
◎町長(時岡忍君) 3月1日に開会いたしました本定例会におきまして、慎重なる御審議と各案件の議決をいただき、厚くお礼を申し上げます。 議員におかれましては、今後ともおおい町の発展のためにいろいろとお力添えをいただきますようお願い申し上げ、お礼のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
新谷欣也君) 会議を閉じます。 これをもって平成24年第1回おおい町議会定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。 午後2時18分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 おおい町議会議長
新谷欣也 〃 議員
森口精治 〃 議員
猿橋啓一...